清岡幸太郎さんはパリオリンピック出場が決まっている、今注目のレスリング選手です。
そんな清岡幸太郎さんのレスリングと学歴は、どのような関係があるのでしょうか。
そこでこの記事では、清岡幸太郎さんの高校や大学など学歴と、現在の所属や住んでいるところについてまとめました。
出身校ではどのような活躍をしてきたのか、一緒に見ていきましょう。
清岡幸太郎の高校や大学など学歴
清岡幸太郎さんは、日本体育大学、高知南高等学校、高知南中学校の出身です。
では詳しく見ていきましょう。
昨日行われたアジア大陸予選にて、パリオリンピック代表内定しました!
支えてくれた、応援してくれた全ての人に感謝です!
パリの舞台では更なる成長を遂げた僕を見せたいと思います🇫🇷
必ず金メダルを🥇 pic.twitter.com/ogXqkQftGN— こうたろう (@nssu_wrboy412) April 20, 2024
出身大学:日本体育大学
清岡幸太郎さんの出身大学は日本体育大学です。
- 日本体育大学所在地:
東京都世田谷区深沢7丁目1番1号(東京・世田谷キャンパス)
神奈川県横浜市青葉区鴨志田町1221-1(横浜・健志台キャンパス)
- 日本体育大学の偏差値:
日本体育大学の偏差値は47~59と学部によって幅があります。
体育学部:51~59
児童スポーツ教育学部:49~52
保健医療学部:52~54
スポーツ文化学部:47~51
スポーツマネジメント学部:48~56
- 大学時代の実績:
2020年4月に日本体育大学に入学しましたが、新型コロナウィルス感染症拡大のため実践的なトレーニングができない状況でした。
2021年は全日本選抜選手権61kg級で2位、2022年は全日本学生選手権65kg級で優勝しています。
2023年は全日本学生選手権65kg級で優勝し2連覇を達成し、ダン・コロフーニコラ・ペトロフ国際大会65kg級で優勝しました。
出身高校:高知南高校
出身高校は公立の中高一貫校の高知南高校です。
エレベーターがあったり、体育館が2つあったり、宿泊施設があったりと、県立高校の中では設備が整った学校でした。
しかし2023年3月に高知西高校と統合して高知国際高等学校に変わっています。
開校してからわずか36年の歴史となりました。
- 高知南高校の偏差値:
高知南高校の偏差値は46で、県内8位です。
公立の中高一貫校ですので、清岡幸太郎さんは内部進学生として入学しています。
- 高知南高校の所在地:
高知県高知市桟橋通6-2-1(2023年3月までの所在地)
- 高校時代の実績:
2018年にインターハイ55kg級で優勝しています。
この時の清岡幸太郎さんのコメントがありました。
「今年に入って(3月の全国選抜で)2位とか(4月のJOCジュニアオリンピックカップで)3位とか、なかなか優勝できなかったのでやっと優勝できたという感じです。今大会に向けては、コーチや大学生など自分よりも強い選手と練習してもらい、実際、自分の階級で試合をするときにしっかり全力でできるように意識してやってきました。(決勝で対戦した竹下雄登は去年のインターハイ準決勝で敗れた相手だったが)とにかく自分の レスリングをしようと。相手に合わせずに、自分の組手で、前でさばきながら最後まで攻めるというのが自分の レスリングです。(8-1で快勝した決勝は)ずっと落ち着いてレスリングをできたのが良かったです」
引用元:高校生新聞
このコメントからもわかるように、高校生のころから自分よりも強いコーチや大学生を相手に練習をしていました。
進学先はレスリングが強い日本体育大学へと決めている事からも、世界を目指して練習に励んでいた様子がわかります。
出身中学校:高知南中学校
出身中学校は、公立の中高一貫校の高知南中学校です。
しかし2023年3月に高知国際中学校に変わっています。
高知国際中学校の所在地は高知市鴨部になっていました。
- 高知南中学校の所在地(2023年3月までの所在地):
高知県高知市桟橋通6-2-1
- 中学時代の実績:
2016年に全国中学生選手権47kg級で優勝しています。
清岡幸太郎さんが中学生のころに、高校生と戦ったエピソードがあります。
2016年の「希望郷いわて国体」で、県予選を勝ち抜いて全国大会への出場権を獲得したときのことです。
「高知県の代表として、5位以上に入って貢献したい」と語る言葉からは、強い責任感と自覚が感じられます。
特に3回戦で前インターハイ王者の松井稜選手(岐阜・中京高)との対戦を心待ちにしていたそうです。
中学生の試合は2分2ピリオド制で、高校生の試合よりも1分短いというルールの違いがハンディとなることが懸念されました。
しかし清岡幸太郎さんは普段から高校生の練習に参加していたので、自信があったのです。
3回戦では「自分は高校生に勝って出てきたのだから、絶対に勝たなくてはいけない」との強い意志で、前王者の松井選手に挑みました。
試合は接戦となりましたが、終盤の松井選手のラッシュにも耐え、2-1で見事に勝利を収めています。
しかし決勝では破れてしまい、「悔しいです。勝てた試合でした。」と語っていました。
中学生で団体少年の部2位という結果には満足できていません。
このころから世界を舞台に、活躍することを目指していたのでしょう。
清岡幸太郎の現在の所属や住んでいるところは?
清岡幸太郎さんの所属は三恵海運、住んでいるところは神奈川県です。
では詳しく見ていきましょう。
所属先は三恵海運
兵庫県の三恵海運に所属しています。
同じく三恵海運に所属しているレスリング選手です。
- 日下尚
- 長谷川敏裕
- 吉田ケイワン
- 高橋夢大
【特集】オリンピック選手同士で激しいスパーリング、“チーム四国”の中でも「負けられない!」…日下尚&清岡幸大郎(ともに三恵海運) https://t.co/QK73mBsC5f
— 日本レスリング協会(Japan Wrestling Federation) (@JapanWrestling) May 20, 2024
清岡幸太郎さんの普段のトレーニング場所は、神奈川県横浜市青葉区にある母校の日本体育大学を拠点にしています。
日本体育大学はレスリング日本一の強豪校ですし、大学時代からの仲間がいるからです。
これ以上ない環境で、パリオリンピックへ向けてトレーニングに励んでいます。
住んでいるのは神奈川県
清岡幸太郎さんは、日本体育大学の近くにあるマンションで、同じくレスリング選手の高橋夢大さんと二人暮らしをしています。
学生時代は大学の食堂を利用していた清岡さんですが、現在は自炊を中心に生活しています。
「自分の好きなものを考えて、これ食べたいなって思ったら作って食べられるんで」と語る清岡幸太郎さんは料理が得意なのかもしれません。
この動画の中で自炊していることが語られています。
高知に住む祖母から送られてきた七面鳥の炒め物などもあり、仕送りなどでサポートしてもらっているようです。
清岡さんの料理のモットーは「料理で疲れないようにすること」です。
トレーニングで疲れた体を癒すために、簡単で栄養価の高い料理を心がけているそうです。
清岡幸太郎プロフィールと経歴
清岡幸太郎さんのプロフィールと経歴を見ていきましょう。
清岡幸太郎プロフィール
名前:清岡幸太郎
生年月日:2001年4月12日
年齢:23歳(2024年7月現在)
出身地:高知県
出身クラブ:高知クラブ
所属:三恵海運
僕のことを応援してくださった、支えてくださった全ての皆様に感謝です!
まだまだ夢への道は始まったばかりです
これからも応援よろしくお願いします! pic.twitter.com/eS7gHouBgM— こうたろう (@nssu_wrboy412) December 24, 2023
清岡幸太郎の経歴
2021年 全日本選抜選手権 2位(61kg級)
2022年 全日本選抜選手権 3位(65㎏級)
2022年 全日本学生選手権 優勝(65㎏級)
2022年 全日本選手権 3位(65㎏級)
2023年 ダン・コロフ-ニコラ・ペトロフ国際大会 優勝(65㎏級)
2023年 全日本選抜選手権 7位(65㎏級)
2023年 全日本学生選手権 優勝(65㎏級)
2023年 U-23世界選手権 9位(65㎏級)
2023年 全日本選手権 優勝(65㎏級)
2024年 パリ・オリンピック・アジア予選 優勝(65㎏級)
2024年 イムレ・ポリヤク&ヤノス・バルガ国際大会 優勝(65㎏級)
2023年6月、全日本選抜選手権で7位に終わった清岡幸太郎さん。
しかしこの結果に失望することなくさらなる努力を重ね、同年の暮れに行われた全日本選手権では見事に優勝を果たしその実力を証明しました。
この優勝が彼の自信を大きく後押しし、次なる挑戦へとつながります。
パリオリンピック・アジア予選では、見事に代表内定を勝ち取りました。
その後清岡幸太郎さんは大学の先輩であり、パリでともに戦う樋口黎選手と連日激しいスパーリングを行い、さらなる技術向上を目指します。
オリンピックを2か月後に控えた6月には、ハンガリーで行われたイムレ・ポリヤク&ヤノス・バルガ国際大会に出場。
この大会前に清岡幸太郎さんは「海外での試合経験が少なく、パリではダークホースとしていけると思うので、自分の手の内を出しすぎないように心がける」と語り、見事に優勝することができました。
清岡さんは同じ四国出身のオリンピック代表選手である日下尚、曽我部京太郎、櫻井つぐみと「チーム四国」を結成し、互いに切磋琢磨しながら成長を続けています。
レスリング界のチーム四国に注目🤛 https://t.co/vpi60zozZ2
— 日下尚/Nao Kusaka (@Nao_Kusaka70) June 5, 2024
このチームの結成は互いに支え合い、励まし合うことで、さらなる高みを目指すための重要なステップとなっているのでしょう。
2023年一番沸騰した男子レスリングの試合のダイジェストです。負けたらパリ五輪代表になることが絶対に叶わない、負けられない闘い。
東京五輪金メダリスト🟥乙黒 拓斗 (自衛隊体育学校)
挑戦者🟦清岡 幸大郎(日本体育大学)@nssu_wrboy412
展開の多い試合なので楽しく見てください pic.twitter.com/FSjpBjBXS0— Sachiko HOTAKA 7.28超RIZIN3 保高幸子 (@greco_free) April 6, 2024
まとめ
清岡幸太郎高校や大学など学歴まとめ!現在の所属や住んでいるところは?についてまとめました。
清岡幸太郎さんの学歴はこちらです。
出身大学:日本体育大学
出身高校:高知南高校
出身中学校:高知南中学校
現在の所属は三恵海運で、住んでいるところは神奈川県でした。
練習の拠点は卒業校である神奈川県の日本体育大学です。
そのため住んでいるところも神奈川県になっていることがわかりました。
最高の環境でトレーニングをして、パリオリンピックでも活躍してくれることでしょう。
みなさんと一緒に応援していきたいと思います。