日下尚さんはレスリングでパリオリンピック出場が決定していて、活躍が注目されている選手です。
日下尚さんの成功の裏には、どのような学歴や経験があったのか気になります。
特に日下尚さんが取り入れている「相撲スタイルのレスリング」とは一体どのようなものなのでしょうか?
そこでこの記事では、日下尚さんの出身大学・高校など学歴まとめ!相撲スタイルのレスリングとは?についてまとめました。
日下尚さんの歩んできた道のりと、その独自のスタイルについて詳しく見ていきましょう。
日下尚の出身大学・高校など学歴まとめ!
日下尚さんの出身大学、高校など学歴は、レスリングとどのような関係があったのでしょうか。
詳しく見ていきましょう。
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— 日下尚/Nao Kusaka (@Nao_Kusaka70) June 9, 2024
日下尚の出身大学:日本体育大学
清岡幸太郎さんの出身大学は日本体育大学です。
日本体育大学を卒業しました!
4年間色々ありすぎたけど、この4年間がめちゃくちゃ楽しかった😊
体育大学の真髄を叩き込まれました🏋️♂️
この4年間が誇りです。
関わってくれた人達、本当にありがとう#日本体育大学#日体大 pic.twitter.com/0XwbiAiBGs— 日下尚/Nao Kusaka (@Nao_Kusaka70) March 16, 2023
- 日本体育大学所在地:
東京都世田谷区深沢7丁目1番1号(東京・世田谷キャンパス)
神奈川県横浜市青葉区鴨志田町1221-1(横浜・健志台キャンパス)
- 日本体育大学の偏差値:
日本体育大学の偏差値は47~59と学部によって幅があります。
体育学部:51~59
児童スポーツ教育学部:49~52
保健医療学部:52~54
スポーツ文化学部:47~51
スポーツマネジメント学部:48~56
- 大学時代の実績:
2019年に入学し、全日本選抜選手権と全日本選手権で優勝します。
2020年はコロナウィルス感染症により、大会開催がなく実践的なトレーニングができない状態でした。
翌年の2021年は全日本選抜手権で2位、2022年はU23世界選手権で3位と躍進します。
日下尚の出身高校:高松北高校
日下尚さんの出身高校は高松北高校です。
高松北高校は公立の中高一貫型の高校です。
中学校と隣接しているため、部活で中校が一緒に切磋琢磨できるものもあるようです。
体育館が2つ、グラウンドが3つ、武道場があり、運動部が盛んです。
スポーツコースがあり、部活などの実績がよいと内定がもらえることもあります。
日下尚さんは中学校ではレスリングと相撲に取り組み、レスリングでは特別な成績はありませんでしたが、相撲では全国大会に出場したこともあります。
スポーツコースに在籍していた可能性が高いですね。
- 高松北高校の偏差値:
高松北高校の偏差値は54で、香川県内の公立高校では13位です。
- 高松北高校の所在地:
香川県高松市牟礼町牟礼1583-1
高校時代はレスリングキャリアの大きな転機となりました。
特に2年生のとき、2017年JOCジュニアオリンピックカップ・男子グレコローマン・カデット(現U17)76kg級で、初の全国優勝を果たしたことは大きな自信となりました。
同年世界カデット選手権にも出場し5位という成績を収めるなど、国際舞台でもその実力を示しました。
翌年の2018年には、全国高校生グレコローマン選手権と国体のグレコローマンでそれぞれ優勝を飾り、さらに全日本選手権でも72kg級で3位に入賞するという輝かしい成果を残しました。
このような活躍を通じて、日下さんは日本のレスリング界において注目される存在へと進化しています。
日下尚の出身中学校:高松北中学校
日下尚の出身中学校は高松北中学校です。
- 高松北中学校の偏差値:
高松北中学校の偏差値は50で、香川県では7位です。
中高一貫校ですので、受験して入学したことになります。
- 高松北中学校の所在地:
香川県高松市牟礼町牟礼1583-1
- 中学時代の実績:
中学時代にはレスリングで成績を残すことができませんでした。
しかしレスリングと平行して取り組んでいた相撲では、全国大会へ出場しています。
相撲で培ったスキルをレスリングにも取り入れることができたのは、中学時代の相撲部での経験からです。
日下尚の出身小学校:高松市前田小学校
日下尚さんの出身小学校は、高松市前田小学校です。
高松市前田小学校では、パリオリンピック出場が決定した日下尚さんへ、応援メッセージのビデオレターを全校生で作っています。
前田小学校卒業生の、パリオリンピックレスリングで出場する、日下尚選手の応援メッセージのビデオレターを全校生で作りました。
引用元:前田っ子ブログ
地元の小学生たちからの応援を受けて、とても嬉しいのではないでしょうか。
小学生の頃はレスリングで成績を残せなかったのですが、こうして応援してもらえるのも諦めずにレスリングに取り組んできたからこそですね。
- 高松市前田小学校の所在地:
高松市前田東町819番地3
日下尚の相撲スタイルのレスリングとは?
日下尚さんのレスリングスタイルには、独自の相撲技術が取り入れられています。
ちゃんと日下尚の試合も見た。相撲グレコ。@Nao_Kusaka70
決勝進出‼️ pic.twitter.com/4Xdh1e2xue— Sachiko HOTAKA 7.28超RIZIN3 保高幸子 (@greco_free) June 9, 2024
このスタイルを築いたのは、中学時代の相撲部での経験が大きく影響しています。
日下さんは3歳でレスリングを始めましたが、小中学生時代には全国大会で表彰台に上ることはありませんでした。
しかし転機となったのが、中学時代に誘われて入部した相撲部。
相撲部ではその才能を開花させ、全国大会にも出場しています。
卒業時には「レスリングで(高校の)スカウトは来なかったが、相撲で来た」と日下さん自身が語るように、相撲での成果が評価されていました。
しかし高校では迷わずレスリング一本を選びます。
草津合宿第2弾。生まれ育った香川県の #うどん をこよなく愛する 男子グレコ77㎏級代表の #日下尚 (#三恵海運)の原稿を執筆。中学時代は相撲で活躍していたという異色の経歴の持ち主です。未だ尊敬してやまない先輩 #屋比久翔平 を破った実力で世界の壁を打ち破ってほしい。https://t.co/ItFKyhHnZj
— 布施鋼治 スポーツライター 7月25日はわたしの誕生日 (@WbKoji) August 13, 2023
この選択がレスリングキャリアにおいて、大きな飛躍へと繋がったのです。
相撲で培った技術や精神は、日下さんのレスリングにおいても大きな役割を果たしています。
試合前のアップとして四股を50~100回踏むことで気合を入れ、「前に出る」意識を持って戦うスタイルを確立しました。
相撲での経験が、彼のレスリングにおける攻撃的な姿勢を支えているのです。
さらに相撲部の恩師からは今でも「相撲スタイルを忘れるな」と激励されていて、その教えが日下さんの心の支えとなっています。
相撲部での経験を通じて力強さとバランス感覚を身につけ、それがレスリングの試合でも発揮されています。
相撲の技術を取り入れた独自のスタイルは対戦相手にとっても驚異であり、彼の強みとなっています。
3歳で競技を始めたが、小中と全国大会の表彰台には届かなかった。一方で中学時代に誘われて入った相撲部で才能を発揮。全国大会にも出場し、卒業時には「レスリングで(高校の)スカウトは来なかったが、相撲で来た」と苦笑する。迷わずレスリング一本を選んだが、その後の飛躍の礎となったのは相撲での経験だ。試合前のアップで四股を50~100回踏んで気合を入れ、「前に出る」意識で戦うようになった。相撲部の恩師には今でも「相撲スタイルを忘れるな」とげきを飛ばされている。
引用元:スポーツ報知
日下尚のプロフィールと経歴
日下尚さんのプロフィールと経験を見ていきましょう。
日下尚のプロフィール
名前:日下尚
生年月日:2000年11月28日
年齢:22歳(2024年7月現在)
身長:172cm
体重:77kg
出身地:香川県
出身クラブ:香川・高松クラブ
所属:三恵海運
現在は三恵海運に所属し、レスリングに専念できる環境で練習に励んでいます。
パリオリンピックへ向けて技に磨きをかけていることかと思います。
【ご報告】
少し遅くなりましたが、3月より三恵海運株式会社に入社させていただきました。
レスリングに専念できる環境を用意していただき、感謝しかありません。
競技に取り組む姿勢を今一度見直し、オリンピックへ向け頑張っていきたいと思います。#三恵海運レスリング班 #wrestling #レスリング pic.twitter.com/Kk0kjo4G0W— 日下尚/Nao Kusaka (@Nao_Kusaka70) April 2, 2023
日下尚の経歴
2017年
世界カデット選手権 5位(76kg級)
2018年
アジア・ジュニア選手権 3位(72㎏)
全日本選手権 3位(72㎏)
2019年
アジア・ジュニア選手権 3位(77kg級)
U-23世界選手権 5位(72㎏)
全日本選手権 優勝(72㎏)
2020年
アジア選手権 5位(72㎏)
2021年
全日本選抜選手権 2位(77kg級)
2022年
全日本選抜選手権 3位(77kg級)
全日本学生選手権 優勝(77kg級)
U-23世界選手権 3位(77kg級)
全日本選手権 2位(77kg級)
2023年
ザグレブ・オープン 26位(77kg級)
ドイツグランプリ 2位(77kg級)
世界選手権 3位(77kg級)
2024年
ザグレブ・オープン 3位(77kg級)
アジア選手権 優勝(77kg級)
ポリアク・イムレとヴァルガ・ヤノス記念碑 優勝(77kg級)
引用元:日本レスリング協会
2023年の世界選手権で3位となり、メダルを獲得しパリオリンピック代表に内定しています。
2024年はアジア選手権とポリアク・イムレとヴァルガ・ヤノス記念碑で優勝しました。
順調に戦績を伸ばしているので、パリオリンピックも期待が集まっています。
香川スポーツ賞を受賞しました。
皆さんの応援が、
日々の頑張る原動力になっています!
また強くなって戻ってきます💪 pic.twitter.com/wqWQTTKUVk— 日下尚/Nao Kusaka (@Nao_Kusaka70) February 8, 2024
まとめ
日下尚出身大学・高校など学歴まとめ!相撲スタイルのレスリングとは?についてまとめました。
日下尚さんの学歴はこちらです。
- 出身大学:日本体育大学
- 出身高校:高松北高校
- 出身中学校:高松北中学校
- 出身小学校:高松市前田小学校
また日下尚さんは中学時代にレスリングと並行して、相撲に取り組んでいました。
相撲部では、その才能を開花させ全国大会にも出場していまるほどです。
相撲での経験をレスリングに活かして、戦う時に「前に出る」意識を忘れていません。
パリオリンピックでも、活躍する姿を見せてくれると嬉しいですね。
一緒に応援していきましょう!