パリオリンピック2024の開会式は雨の中行われました。
演出の中でピアノを弾くシーンがあり、「ピアノ大丈夫なの?」と話題になりました。
そこでこの記事では、パリオリンピック開会式のピアノは大丈夫?雨の中でも演奏続行した理由3選についてまとめました。
実際に雨の中でピアノを弾いても壊れないのかを見ていきましょう。
パリオリンピック開会式のピアノは大丈夫?
パリオリンピックの開会式では、雨の中でのピアノ演奏が話題になりました。
けっこう雨降ってきたんやね。しかしピアノ大丈夫か?#Paris2024 pic.twitter.com/PPkOVklemJ
— yo (@yo12525) July 26, 2024
激しい雨が降りしきる中、グランドピアノの上には水たまりができていました。
このような状況でピアノの中に水が入ってしまっても、大丈夫なのでしょうか?
一般的に、電子楽器でなければ簡単には壊れませんが、湿気や水分は楽器にとって大敵です。
水が入ることで錆びやすくなったり、音質に影響が出たりする可能性があります。
本物の楽器であれば、ミュージシャンがエンドースメント契約を結んでいるメーカーから同一仕様のものを供出してもらうことが多いです。
偽物を使うとイメージダウンにつながるため、実際に使われるのは本物の楽器であったと思います。
野外での雨天コンサートでは、楽器が水に濡れないように対策が取られますが、もし水に濡れてしまった場合は、適切な処置が必要です。
例えば、ギターの場合は撮影後に拭き取ってからエアーコンプレッサーで隙間に溜まった水分を吹き飛ばし、乾燥させます。
その後水置換性接点復活材を使用して保護します。
このような処置を行えば、直ちに壊れることは少ないです。
一方で、ピアノのような復元が難しい楽器は、B級品を壊すことを前提に撮影で使用することもあります。
特にピアノの場合、水が内部に浸み込むとカビの原因になることがあります。
ピアノが水に濡れてしまったら、内部をしっかりと拭き取り、蓋を開けて乾燥させることが重要です。
今回のパリオリンピック開会式では、ピアノは壊れないのかどうかに注目が集まりましたが、プロフェッショナルな対応があれば、大きな問題は避けられるでしょう。
雨の中でも演奏続行した理由3選
パリオリンピックの開会式では、激しい雨の中でもピアノ演奏が続行され、多くの人々の注目を集めました。
屋根のある場所に移動するなどの選択肢もあったはずですが、なぜあえて雨の中で演奏を続けたのでしょうか?
そこで理由を考察してみました。
せっかくすごい演奏をしているのに雨すごいしピアノ大丈夫なのかと心配してしまう……。
— 雪村悠佳 (@yukimura_haruka) July 26, 2024
それにしても、すごい雨。
身体冷えないかな。
雨の中、すんばらしい演奏をされていて、さすがでした🎹👏🏻
あのあとピアノ大丈夫かなって、心配になってしまった🥺— ange (@indig0322) July 26, 2024
理由①エモい演出になったから
雨の中での演奏は、視覚的にも感情的にも非常に強いインパクトを与えます。
ピアニストが雨に打たれながらもひたむきに演奏する姿は、観客の心を揺さぶる感動的なシーンとなりました。
こうした演出は、単なるパフォーマンス以上のメッセージ性を持ち、視聴者に深い印象を残します。
オリンピックの開会式という特別な舞台では、このような「エモい」演出が求められたのではないでしょうか。
理由②美意識が高いから
パリは芸術と美の都として知られていますよね。
そのため開会式の演出にも高い美意識が反映されているはずです。
雨の中での演奏というシーンはパリの洗練された美意識と結びつき、独自の美的価値を生み出します。
自然と人間の調和、そしてその中で生まれる一瞬の美を表現するために、雨の中での演奏を選択したのかもしれません。
理由③幻想的な雰囲気が出せたから
雨が降る中での演奏は、どこか幻想的で夢幻的な雰囲気を醸し出していました。
水滴が光を反射し、ピアノの音色と相まって、観客に幻想的な体験を提供します。
こうした雰囲気は開会式の特別な瞬間をより一層際立たせ、観客の記憶に残る演出となりましたよね。
幻想的な空間を演出することで、オリンピックの開幕を祝う特別な時間を創り上げることができたのです。
ピアノを弾いていたのは誰?
気になるのはセーヌ川で雨の中ピアノを弾いていたのは誰なのか?ですよね。
雨の中でピアノを弾いていたのは、アレクサンドル・カンタロフさんです。
2019年にフランス人ピアニストとして初めてチャイコフスキー・コンクールで1位となった方です。
アレクサンドル・カンタロフさんプロフィール
生年月日:1997年5月20日
年齢:27歳(2024年7月現在)
出身地:クレルモン・フェラン
ピアノ大丈夫?がトレンドに入ってたけどまぁ大丈夫じゃないだろう。あとの手入れが大変だけど廃棄レベルじゃなさそうだし国家プロジェクトだしそこはアフターケアされるでしょ。
………きっと晴れてたら夕日が映えてエモかったんだろうなぁ。#パリ2024 #オリンピック #開会式@Paris2024 pic.twitter.com/mOySWloVuK
— 古代メソポタ人 (@tataeyo_tataeyo) July 26, 2024
まとめ
パリオリンピック開会式のピアノは大丈夫?雨の中でも演奏続行した理由3選についてまとめました。
パリオリンピックの開会式で雨の中でも演奏を続行した理由は、感動的な演出、美意識の高さ、そして幻想的な雰囲気を出すための計算された選択だったと考えられます。
これらの要素が重なり合い、視聴者にとって忘れられないシーンとなりました。
いよいよ始まったパリオリンピック。
競技の方は一部始まっていますが、誰が記録を出すのか、メダルは誰が獲るのか目が離せません。
みなさんと一緒に、選手たちを応援していきたいと思います。